誰の味方でもありませんの感想

古市憲寿さんの、誰の味方でもありませんという本を読み終わった。
この本は、週刊新潮に掲載されていたエッセイをまとめたものであり、その上エッセイに後日談という数行が書き加えられたものだ。

この本を読もうと思ったきっかけは、あまりよく覚えていない。
テレビで古市さんを見て興味が湧いていた?
そんな時に、本屋でたまたま見つけて購入したのだったと思う……
正直、あまり考えずに購入したもので、特別な目的はなかったと思う。
エッセイ本は、私はあまり読まない。ふと思いついてエッセイ本を購入するなんて、かなり珍しいことだ。

問題は、なぜ古市さんに興味が湧いたのか?
当時の記憶があいまいで、どこに惹かれたのかよくわからない。
テレビにでてコメンテーターとしての毒舌を聞いたことや、社会学者という肩書に興味が出たのか。
本当に出てこない。

社会学自体に関しては、この本を読んでもさっぱり分からなかった。
まあ、社会学に関する本ではないから当たり前だけど。
興味はあるが、なんだか社会学という学問自体がはっきりしない。

毒舌の方は、本文中にいろいろと書いてあった。
ただ、文章の感じから毒舌なのだろうけど、私の知識では毒の強弱がよく分からないところが多々あった……
理解できるように、知識や文章を読む力が欲しいと思った。

全体を通して読み終わってみて思ったことは、単純にとても面白かった。
毒舌もそうだけど、やっぱり筆者の独自の視点や考え方を知ることが楽しい。
ひろゆきさんやちきりんさんの本を読むときにも思うことだが、どうやったらそんな物の見方、考え方ができるのかと憧れる。
もちろん、その考え方に納得できるものもあれば、違和感やあるいは拒否感すら感じるものも中にはあるけれど……
それを知ることは、楽しい。
楽しいけど、自分の凡人さ加減に時々へこむ。

面白いというかとても驚いたのは、チョコレートに対する偏愛がすごいこと。
食べないように封印していても、朝起きると知らない間に食べていたりするらしい……正直ちょっと怖い。
テレビで見た感じは、太っているわけでもないし、理性的な人だというのが私のイメージだったのだけど……
あと小説を書いているということをこの本で知った、それに関しても驚いた。
読んでみたい!と強くは思わないけれど、興味があるので、機会があったら読んでみたい。

とても面白かったが、読むのに時間がかかった。
いや、面白かったからか?
ただでさえ遅い読書スピードが、さらにスピードダウンしてしまった。
ビジネス書などと違って、この章は興味ないから飛ばすとか、知っている内容だから飛ばすなどがない。
そのため、一つ一つ割と丁寧に読んでいた気がする。

なんにしても、読み終わって感想が書けて良かった。
次の本を読み進めていこうと思う。