「読書」カテゴリーアーカイブ

やることが減らない

数年前は仕事が忙しくて、何もできなかったが、読書をしていろいろ頑張って実践し、無駄な仕事を減らしたり少しでも効率がいいようにと工夫してきた。
そのおかげで、ここのところは昔に比べるとかなり余裕が出ている。
メンタリストDaiGoさんの本、特に超習慣術と超時間術のおかげだと思う。

でも、最近いろいろと停滞気味。
仕事に余裕は出たが、なんとも張り合いがないというか、
モチベーションが湧かないというか……

急ぎではないけれども、やらなければいけないことがあるのに思うように進まない。
だからやることが、減っていかない。
昔と違って、やらないといけないことが増える一方という訳ではないから、まだいいのだけれど。

ある程度、今までの仕事が落ち着いたせいで、仕事に対する工夫や、新しいことへのチャレンジすることが減ってしまっているせいだと思う。

それで、何かいい本がないかと考えたところ、科学的な適職という本を思い出した。

一応読み終わっているけれど、相変わらず頭に入っていないし、
実践もできていない。
つまりは、積読とほぼ変わらない状態だ。
この前、積読本へのリベンジを考えていたから、ちょうどいい。

この本を読み直して、やりたいことがあったら実践してみたいと思う。
内容が難しかった覚えがあるので、また読むのに時間がかかるだろうな。
頑張って読もう。

超効率耳勉強法の感想

超効率耳勉強法を、読み終わった。
この本は、先日本屋でたまたま見かけて衝動買いした。
購入の理由は、オーディオブックを提供しているaudiobook.jpの運営会社の社長だったからだ。
現在は使用していないけれど、その昔audiobook.jpがFeBeという名前だったころに使用していたので、その懐かしさもあり手に取った。
もちろんそれだけではなく、勉強をしたいからというのが大きな理由だけれど。

私は本を読むのが遅い、覚えが悪い、考えることが苦手、文章を書くのも苦手、仕事の生産性が低いし、話すのもまるでダメ。
いろいろ問題は山積み状態なのに、そのほとんどを先延ばし状態。
こんな問題解決できない状態から、脱したい……
なので、勉強したいと思っている。
その一環としてこの本を読んだ。

ちなみに今現在オーディオブックを聞いていない理由はに関しては、いくつかある。
一番大きな理由は、積読本が多いのでオーディオブックを買っている場合じゃないと思ったから。
あとオーディオ関係での勉強は、メンタリストDaiGoさんのDラボでやっているのでオーディオブックを聞いている時間的な余裕がないというのも大きい。
さらに言うなら、そのメンタリストDaiGoさんのDラボも、正直あまり聞くことができていない状態だ。
できることなら、メンタリストDaiGoさん、audiobook.jpだけじゃなく、PodcastやYouTubeでのオーディオや動画での勉強もやりたい……

オーディオブックの話はここまでして本の話に戻るが、
この本で一番関心のあるところ、第5章 聴くだけ耳勉強法のやり方を重点的に読んだ。それ以外は、軽く読んだだけ。
オススメのオーディオブックリストやaudiobook.jpユーザーからの声などがあり、ボリュームは軽めで思いの外サクッと読み終わった。

本は読めたが、実際にこの本の内容をどうしていったらいいのかわよく分からない。
勉強を進めるために、実際にどうしたらいいのか考えたけれど、まず何を勉強するのかという根本的なところでつまずいていることに気が付く。まー正直、いつものことなのだが。

とりあえず、読み終わったのでいいだろう。
メンタリストDaiGoさんの動画で勉強することを決めてから、もう一度読み直そうと思う。
なんだか、ぜんぜん本の内容には触れていない。
本の感想になっていないな……

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書の感想

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書という、本を読んだ。

この本の作者は、落合陽一さん。
メディアアーティスト、筑波大学准教授などいくつもの肩書があり、現代の魔法使いの異名を取る。
私はテレビで少し見たことがあるだけで、正直どんな人なのか分からないままに、本屋でこの本を見つけて購入。
具体的にどんなことをしている人なのか、良く分からないが、科学や物理とアートの融合みたいな漠然としたイメージしかない。

この本を購入した理由は、タイトルをみて現代の子供から大人まで含めた学ぶことについて書いてありそうだったから。
学ぶ力を少しでも上げれたらと思い手に取った。

子供まで読者の対象に入っているからか、表紙もかわいい。
作者いわく、他の本よりも平易な文章を心掛けたと書いてあった。
しかし、私には十分に難しかった。

第1章は、なぜ学ばなければならないのかということを、Q&A形式で書いてある。
第2章は、筆者の生い立ちとその時々の学びについて書かれている。
第3章が、メインである学び方の実践例について書いてあった。

私が一番知りたかったのは、自分がこれから何をどう学んでいけばいいのか?というこだったので、第3章をメインに読んだ。
ここで書いてあったのは、STEAM教育というもの。
それと、そのSTEAM教育のためにも身につけておくべき4つの要素。

STEAM教育とは、もともとあったSTEM教育のScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)にArt(美術)を加えたもの。
IT化が進む中で、理工系の勉強が重要なのはわかるが、なぜアートも必要なのか?
STEMだと、合理的になりすぎてしまい、とびぬけた発想が生まれないから。
予測不能なイノベーションを起こすためには、アートの素養が必要だ。
ということらしい。

筆者いわく、日本のSTEAM教育において不足している4つの要素がある。

  • 言語(ロジック化など)
  • 物理(物の理という意味で)
  • 数学(統計的分析やプログラミング)
  • アート(審美眼・文脈・ものづくり)

このどれも、自分にはないと思ってしまう。
特にアートは、正直どうしたらいいのか分からないと思ってしまった。

もちろんアートに関する学び方が書いてあったので実践してみたいと思うが、もう少し本を読み込みたい。

川原泉の本棚の感想

川原泉の本棚という本を読み終わった。
だいぶ前から、ちまちまと読んでいたのだが、ようやく最後まで読み終わった。

この本は、著者である川原泉さんのおすすめの本のアンソロジーで、9つの作品が載っている。

川原泉さんは、漫画家。
少女漫画で、さまざまなジャンルでコメディ色が強い作風。
個性的なキャラクターや、独特な言い回しが好きだ。
その元となる知識や考え方を知りたいという気持ちもあり、この本を購入した。

紹介されている9つの作品は、どれも知らなかった。
作者は、3人知っていたけど、ほとんど名前だけ…
アイザック=アシモフ、田中芳樹、エドガー=アラン=ポーの3人。
有名なので、本当に名前ぐらい。
田中芳樹さんの本は少し読んだことがあるぐらい。

1番印象に残ったのは、かんべむさしさんの水素製造法という作品。
主人公の男性が、就職のための試験を受けているだけなのだが、面白い。
出だしから、「ここに、一人の馬鹿がいた。」という文から始まり、だいぶ酷いなと感じながら読み進めるとなかなかの馬鹿っぷり。
エンゲル係数とは何か?という問題に、エンゲルについての係数、という答え……
答えが分からないのはともかく、その答えを書けるのがすごいと心底思った。

タイトルの水素製造法に関しても、さっぱり分からない。
でも、何かしら答えを書かなければ、採用には絶対ならない。
そこで、試験に持ち込みOKだった国語辞典から水素の製造方法の答えを考え、書いた。

水素という単語を調べ、分子や元素などとりあえず、問題から分かる単語を調べていき、答えを作る所は本当に面白い。
そして、川原泉さんの作品にも近い面白さを感じた。

最後のオチのところでびっくりし、それがこの作品のインパクとをものすごく高めた。

各作品ごとに、川原泉さんのおすすめ理由などもあり、楽しく読めた。
この本を読まなければ、自分では決して手にとることがなかったであろう作品を読むことができて良かったと思っている。
どの作品もかなり古い作品だったが、それぞれ面白かった。

川原泉の本棚の2もあるみたいなので、機会があれば読みたいな。

伝わる図解!超入門の感想

伝わる図解!超入門という本を、読み終わった。
この本の著者の久保田麻美さんは、
デザイナーであり、グラフィックレコーダーという肩書きも持つ人。

グラフィックレコーダーとは、リアルタイムで話し合いなどを図でまとめを描く技術である、グラフィックレコーディングを行う人らしい。

この方の他の本を持っていて、それも読んだのだがさらに基礎から学ぶべく超入門を購入した。

私は、文章を書くのが苦手だ。
そして、図やイラストを描くのも大の苦手だ……
だから、文章と同じく、図やイラスト、絵などを描くことに憧れがある。

8週間プロジェクトとして、超速スキル獲得法をやった時に、スケッチノートの実践をやった。
その時に、この著者の本を参考にさせてもらった。
あと、以前に感想に書いた櫻田潤さんの本と一緒に勉強した。

スケッチノートの実践をやったけれど、それで日常的に図解ができる様になったかというと、そこまではできていない。
超速スキル獲得法でやる前よりも、格段に図やイラストに対しての苦手だというイメージは減ったのだが、ふと図解やイラストを描こうという感じにはならない。
かなり意識して、描こうと思わないとできない。

今回のこの本から、普段からできるような練習方法などを知りたかった。

練習方法としては、読み終わった本のスケッチノートを描くというのが、やっぱり一番かな。
でも、本を読み終わらないとダメだから、ブログと同じく週1回できればいい方か……

もう一つが、音声コンテンツで練習するというのがやりやすそうだと思った。
オーディオブックやPodcastなどがおすすめとあるが……YouTubeの短い動画でやってみようかな。

何にしても、日常的に練習するして慣れるしかないよな。
本は、超入門ということで、とても読みやすかった。
練習しながら、また読み返したいと思う。

実践型クリティカルシンキングの感想

実践型クリティカルシンキングという本を、読み終わった。
読み終わったのは先週だったが、上手く書けなくてどんどん時間だけが過ぎてしまった。
結果、前回の本の感想からかなり空いてしまった。
なのに、文章量は少ないという残念な状態だ。
本当は、毎週1冊ずつ書き上げたいのだけど、まだまだ能力、努力ともに不足しているな。

実践型クリティカルシンキングを読んでみて、実践したいなと思った。
なぜなら、私は考える力がないから。

実践型クリティカルシンキングとは、思考技術つまりかんがえるためのツールだ。
クリティカルシンキングをすること自体が目的ではない。
目指すものを達成するためにある、思考ツールだ。

考える力を向上させたい私にとって、この本は目的に合っている。
読んでみて、実践したいと思える内容だった。

実践型クリティカルシンキングのステップは、3つ。
①目指すべきものを定義する
②何が問題なのかクリアにする
③打ち手を考える

私は①の目指すべきものを定義するが一番気になった。
なぜなら、目指すべきものを明確にするのは、当然だという考えは持ていたが、それが全然できていなかったということが、この本を読んでよく分かった。
つまり、きちんと考えていなかったということだ。

目指すべきものを具体的かつ明確に決めるには、
・いつまでに
・どのくらいのレベルのことを
・何のために
ということをシンプルかつ具体的に決める。
その理由についても明確に説明ができるように考える。

この本の感想を書くということに当てはめて考えると、
・いつまでに:毎週日曜までに書き上げる
・どのくらいのレベルのことを:?
・何のために:文章力の向上のために
という感じかな。
それぞれの理由はもっとひどい。
毎週書きたいと思っているが、その具体的な理由はと考えると、特にない。
なんとなく決めただけで、根拠はない……
残念な限りだ。

今やっていることに対して、この実践型クリティカルシンキングを使って考え直し、少しずつ実践していきたい。
自分の弱点である、思考力を向上させていいきたいと思う。

すぐに使える!哲学の感想

すぐに使える!哲学という本を読み終わった。
この本は、著者のが質問に対して哲学をもとに答えを返すという形で書いてある。
5つの章で67の質問。
人生、仕事、恋愛など様々な質問があった。

最初から最後まで、全部の質問を読み終わったけれど、なんだかピンと来なかった。
あまり興味がないものだけでなく、興味があって読んだ質問に関しても、なぜかイマイチ。

自分がこの本から、何を得たいのか?
また、その知識をもってどんな行動につなげたいのかが、自分自身で分かっていないからかな。

もともとこの本を買った理由もそんなに深い理由はない……
まー買ったのがかなり昔だから、正確には覚えていないけれど。
理由の一つは、鷲田小彌太さんの本だから。
さらに昔に、なんか本を買って読んで面白かったので覚えていたため、本屋で見かけて衝動買い。
あとは、タイトルにある哲学を使うというところにひかれたからだ。

そんな深い理由もなく、哲学に対して勉強したいという気持ちがあるわけでもなく、曖昧な状態で読んだのがダメだったのだろうな。

本の読み方が、悪いのかもしれない。
読書術の本を、少し読み返そうかな。

乱読のセレンディピティの感想

乱読のセレンディピティという本を、読み終わった。
この本は思考の整理学という本で有名な、外山滋比古さんの本。
お茶の水女子大学の名誉教授で、知の巨人と称される方らしい。
思考の整理学も実は持っている。
もともと思考の整理学を先に購入していたが、挫折してしまい現在は積ん読となっている……
まーこの乱読のセレンディピティも、長らく積ん読だったけれど。
今回、なんとか読み終われてよかった。

この本の主題は、タイトル通りに乱読とセレンディピティ。
乱読とは、好奇心に任せていろいろ手当たり次第に読むこと。
セレンディピティとは、思いがけないことを発見する能力のこと。
この2つを理解して身につけられたらいいなという感じで、この本を購入した。

なぜ乱読なのか?という点に関して、最初の文庫版のためのまえがきに書いてあった。
本をナメるように読むのが良いと考えていたけど、その考えが揺らぎ、風のように読むのがいい、とあった。
ナメるように読むとはつまり精読、熟読のことのようだが、それだと本の知識に依存してしまい、自分で考えるというの力が養われないと著者は言っている。

乱読はたのしく、そしておもしろい発見があり、知的な刺激がある。妙に力を入れるのではなく、風のように読むのがおもしろいとあった。

本は体系的な書き方というより、エッセイ集のような感じで筆者の経験や考えが書かれている。
全部で16章あり、どれも面白かった。

本を読み終わり言っている意味はなんとなく分かったつもり。
でも、乱読に関して具体的にどうやっていったらいいのかが、いまいち分からなかった。
ただ単に読み込めていないせいで、理解不足なのか、読み飛ばしてしまったのか……

まー、1つのことに集中しすぎるするより、乱読の方がいい。
乱読することで、思いがけないアイデアを発見することがある。
それが、なんとなく分かっただけでも良かったかな。

あと、この本を読もうと思ったのは、結局は読書力と発想力を身につけたいという自分の望みなのかなと思った。
この本では、読書力と発想力を身につけるための方法を理解できなかったけれど、それぞれ別の本を探して読んでいこうと思う。

「見える化」仕事術の感想

「見える化」仕事術という本を、読み終わった。
本当は日曜までに、書きたかったが、先週はダラダラとしてしまい書けなかった……

この本を読もうと思ったのは、タイトルの見える化に関するスキルを知りたかったからだ。
溜まっている仕事を効率的に終わらせることができるかな?というぐらいの気持ちで購入したと思う。

本は、見える化のメリット、初級、中級、上級と章を分けて書いてある。

最後まで読んでみて、色々なスキルが書いてあったが、私には実践が難しいように感じた。

理由はいくつかあるが、一つは、初級として紹介されていいるものは前から知っているし、実際にやっていることだから。
初級では、チェックシート、テンプレート、ToDoリスト、マニュアルなどが紹介されていた。
私がこれらを完璧にやれているかというとそんなことはない。
けれど、仕事で使ってはいるので、この本を読んだからといって劇的な向上は見込めないだろう。

次に、目次を読んで一番気になったフロー図に関しては、正直この本を読んだだけでは身につけるのは難しいのでは?と思った。
工程フロー図、業務フロー図、システムネットワーク図などの例が書いてあったが、詳しい書き方が書いてあるわけではないので、実際に自分でどうやったらいいのか分からない。

上級編に関しても同じで、この本に書いてあるだけでは足りない……他に本が数冊いるのではないかと思ってしまった。
知識が足りないからそう思ってしまうのかもしれないが、今の私ではちょっと力不足かな。

結論としては、この本の実践は保留。
でも、読んでみて見える化自体にはさらに興味が出た。
特にフロー図は、実践してみたいな。
とりあえず保留だけど、初級のテクニックを見直してみるかな。

失敗の科学の感想

失敗の科学という本を、読み終わった。
週に1冊、本の感想を書くという目標が、なんとか達成できて嬉しい。
読むのにかなり時間がかかったけれど、とても面白かった。

この本のテーマは、タイトルの通りに失敗について。
私は、失敗したくないし、失敗を避けるように努力してきた。
それが当たり前だと思っていたけれど、この本を読んで失敗に対する考え方が変わった。

この本の主張は、失敗とは必要なものであり、失敗から積極的に学ばないといけないということだった。
失敗を避け、失敗から学べていない私にとって、大切な本だと思った。

本の中には失敗について、原因や学習についてのいろいろなエピソードが載っていて、どれも面白かったし、とてもためになるものばかりだった。

最初に驚いたのは、「完璧な集中」こそが事故を招くという、第1章失敗のマネジメントに出てくる話。
ここでは、航空機での事故についての話がされている。
私としては、完璧な集中をしているのなら、完璧に対応できていて失敗なんて起きないのではないか?と思ったのだが。
完璧な集中により、時間感覚が歪み、それが事故へとつながるという話を読んで、なるほどなと思った。

私の完璧な集中に対する考えは、ドラマなどからのイメージや、集中力がない私の憧れが入っていたのかな。

次に第2章の人はウソを隠すのではなく信じ込むに出てくる、認知的不協和という心理についての話。
ここでは、信じられないような冤罪に関する話が載っていて、ちょっと怖くなった。

真面目に犯人を逮捕したいと頑張った、そして努力したからこそ、冤罪が起きてしまう。また、冤罪だと分かったのに、それを認められない。

ここで出てきた認知的不協和は、おそらく私自身にも起きていることなのだろう。冤罪の話ほどひどくなくとも、自分のミスを認められず、自分自身をだましている状態が起きている。
でも、それ自体を自分では認識できない。

他にも、第3章の「単純化の罠」から脱出せよにある、「物語」人をが欺くも、興味深かった。

ここでは、刑務所へ不良の少年少女を連れていき、実際の囚人と合わせ、脅し、更生を促すというアメリカの犯罪抑止プログラムについての話が合った。
これは、テレビかネットで昔見たことがあり、過激だけど更生するきっかけになるのでは?と思ったことがあった。

しかし、この本では実際は違ったということが、書かれていた。
しかもそれだけではなく、効果がないどころか悪影響があると分かった後でも、これが続けられたということが問題だった。
子どもたちに、更生しないと取り返しがつかないということを、実際の囚人が語ることで、恐怖によって子供たちが構成するという物語が、これを見てた人たちに素晴らしい成果があったと誤解させ、効果がないと判明してからも、信じなかった。

この本を読んで、失敗から学べるようになりたい、そうしないと成長しない、できないということを強く思った。
そのためには、まず失敗を認め、きちんと失敗を認識しないといけない。
意識しないと人は簡単に自分自身をだまし、自分の過ちを正しいものだと信じ込む。
失敗を認識し、そこから学習すること。
失敗と学習のサイクルを回すことで、成長していける。